店主訪問記

2011年05月31日

おいしいカレーのお店 白山文雅 上野茂和さん

おいしいカレーのお店 白山文雅 上野茂和さん
おいしいカレーのお店
白山文雅
上野茂和さん

記憶に残る味を追求して半世紀-
佐賀を代表するカレーの味をぜひ。

 佐賀では知らない人はいない、そして全国では知る人ぞ知る存在。昭和33年(1958年)、佐賀市の中心地、白山で洋食屋としてオープン。のち形態をフランス料理店に変えつつも、洋食屋時代のカレーの人気が根強く、“カレーの文雅”として人々に記憶されるように。その評判は全国のカレー愛好家や舌の肥えた美食家たちに広がり、現在は一流の料理人や芸能人も足を運ぶ「おいしいカレーのお店 白山文雅」。満を持して「さがファン」オープンだ。



Q・佐賀では有名な「文雅」さんですが、あらためて歴史を教えてください。
A・「文雅」と聞くと、大和インター降りてすぐの「シャトー文雅」を思い出す方が多いのですが、ここ白山の「文雅」と姉妹店となります。昭和33年に先々代が洋食屋としてお店をオープン、のちに東京のホテルニューオータニで修業を終えた義理の息子さんである先代がお店を継ぎ、フランス料理店に形態を変えたんですね。当時、先々代の実の息子さんであり、現「シャトー文雅」のオーナーシェフである田島一漱さんも一緒に調理場に立っていらっしゃいました。しばらくして田島ムッシュが「シャトー文雅」をおこされたんですよ。


Q・姉妹店でも店の個性がずいぶん違うのは、そんな背景があったからなんですね。なぜ、「文雅」さんといえば“カレー”なのですか?
A・洋食屋時代のカレーが評判で、その流れからだと思います。フランス料理店時代もカレーを頼まれるお客様も多く、フレンチと価格が違うので、一時期ここの店とは別に場所を借りて、カレー店をやっていたようですね。先代がフレンチを止めて、カレー1本にしたのが今から25年前のことです。「シャトー文雅」の方ではフレンチコースメインで、コースにはプチカレーがついてきますが、こちらは田島ムッシュのカレーなので、カレーの味はこちらとは違うんですよ。現在うちではフレンチは予約のみで受け付けています。


Q・なるほど。ここ「白山文雅」は現在ではカレー専門店になるわけですね。上野さんはいつお店を先代から継がれたんですか?
A・実は、先代は一代でお店を閉める予定だったようなんです。そこに私が弟子入りしたんですよ。元々、私はカレーが大好きで、アジアなど世界各国を訪ねてカレーを食べ歩く旅をしていました。帰国後、東京の有名なカレー専門店を食べ歩いてた時に思い出したのがいつか客として食べていた「白山文雅」のカレーの味。「どのカレーを食べても白山文雅のカレーの味は超えられない!」とそこで悟って、佐賀に飛んで門をたたいたんです。


Q・それもまたドラマティックですね~。上野さんは元々シェフだったんですか?
A・まったくの素人でした(笑)。しかも佐賀出身でもなく、当時は福岡に住んでいたので、調理師学校に入り学びながら、週末は佐賀に通ってお店の皿洗いからさせてもらいました。 私が門をたたいたのは、先代がお店を閉めると決めた年の1年前だったらしく、先代からは「1年だけ教える」と言われていたんですよ。それが、結局先代のカレーを引き継ぎ、看板を任せられるまでに10年かかりました。私が先代の人生設計を大きく狂わせてしまったんですよ(笑)。しかし、それほどカレーの世界は深かったというわけなんです。


Q・お店が閉まることなく残って、先代はもちろん、お客さんが喜ばれたでしょうね。
A・10年かけ、やっと先代からOKが出て、お店を任せてもらえるようになり、あらためて「白山文雅」のカレーの存在感、というかすごさを知りましたよ。先代が築き上げ、私が日本一だと惚れ込んだカレーの味を、ぜひ佐賀だけではなく、全国の皆さんに知っていただきたい!という思いから、「さがファン」への出店を決めました。今までも全国の顧客様には宅急便で地味に送っていたんですけど、本格的な通販は初めてです。


Q・それは楽しみですね。どんなメニューが並ぶ予定ですか?
A・「白山文雅」のカレーにはビーフ、ジャワ、きのこ、ポーク、チキン、ハヤシ、マトン、豆、タイカレーと9種類あります。その中から人気の「牛タンシチューカレー」(ビーフ)や「森のきのこカレー」、「フルーツカレー」、私がオリジナルで作った「まろやかタイカレー」など、バラエティに富んだメニューを予定しています。できたての味がそのまま楽しめる真空パックでご家庭に届けるように準備しています。


Q・根強いファンが多い「白山文雅」のカレーですが、特徴を一言でいうと…?
A・味の深さ、でしょうか。一流の料理人とは、美味しさの規準を常に高いところに持っている人のことだと思っています。そして一流の料理とは、一流の味付けができる人が作った料理。カレーには“欧風カレー”、“インドカレー”、“おふくろカレー”と3種類あると思うんですが、そのカレーの魅力はその値ごろ感ですよね。しかし、この身近な大衆料理を一ランク上にあげたのが、先代の築いた「白山文雅」のカレーだと思っています。味付けとは旨さ、辛さ、塩っけなどのバランス。このバランスがうまくとれると味に深みがとれます。私の師匠である先代は、この味付けのバランスが素晴らしい方でした。うなぎのたれと一緒で、師匠が築いたカレーのソースを安定して、継続して供給していかなければ、と思っています。


Q・カレーに人生捧げていらっしゃいますね!今後の展開を教えてください。
A・佐賀あっての「文雅」です。半世紀以上にわたって愛されてきた、佐賀を代表するカレーの味をぜひ、全国の皆さんに知ってほしい、そして楽しんでほしいと思っています。そして多くの人々の舌に、「白山文雅のカレー」という味の記憶を残したいですね!ぜひ一度、うちのカレーを食べてみてください!


外観外観
佐賀市の中心地、白山に創業当時のままたたずむ「白山文雅」。多くの人々の舌を魅了してやまない。


内観内観
フランス料理店のなごりを残す雰囲気のある店内。接待にもよく使われるという。


色紙色紙
芸能人も多く訪れるが、飾られているのは上野さんが尊敬する一流料理人たちの色紙。


イメージエントランス
お店でも真空パックの商品は購入可能。週末には県外からカレーだけ目当ての客も多く訪れるそう。


>> 白山文雅の商品はこちらからご購入いただけます。




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Posted by さがファンショッピング  at 12:00 │Comments(0)白山文雅

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